2022年も無事に明けましたが年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか
年末年始には昨年と比べてコロナも若干落ち着いていたため実家へ帰省されて家族勢揃いで過ごしたという人も増えたのではないかと思います
さて年明けになると定番の話題が年末年始の食べ過ぎ問題ではないでしょうか
私は年末年始にかけて家族揃って餅つきを行いました
今回はそんな鏡餅に関しての記事になりますがみなさんは鏡餅をお供えする期間について考えたことはありますか?
実は本日2022年1月11日は『鏡開き』と言って「お供えした鏡餅を食べる日」なんです
毎年実家でお餅つきをしてさまざまな食べ方に挑戦した私がおすすめしたいおもちのアレンジ料理について紹介したいと思います
改めまして本記事を読んで頂くメリットは以下の通りです
- 『鏡開き』を知ることで1年の始まりのイベントをもっと楽しめる
- お餅の食べ方が決まっている人がいつもと違うレシピを知るキッカケになる
鏡開きについて簡単に紹介
まずは『鏡開き』のイベントについて紹介します
鏡開きとは端的に述べると以下の通りです
これを行う目的は
新年でお供えした神様の宿った鏡餅を家族でいただくことによって縁起が良くご利益を受けることができると言われているのでぜひこれを知ったことを機会に新年の一つのイベントとして実践してみてはいかがでしょうか
お供え物の鏡餅を食べることで家族の健康を願う行事
そもそも鏡餅をお供えする理由として疑問に感じている人もいらっしゃると思いますが
鏡餅は新年が明ける際に神様(歳神様)を迎えるためにお供えするものです
この歳神様が鏡餅に宿る期間である「松の内」の後にお供え物のお餅を家族で食べることで1年間の家族の無病息災を祈念する意味合いがあると言われています
一般的には1月11日だが地方により(特に関西)違いあり
一般的に松の内の期間は1/7であり
その後1/11が鏡開きとして広く認知されていますが、実際には地方によってこの認識にも少し違いがあります
従来は松の内は1/15日までとされており20日が鏡開きであるというのが一般的でした
しかし江戸時代の徳川将軍の命日が同日であったことから松の内が現在の一般的な7日になったとされています
しかし、関西地方においては江戸での変更が習慣としてあまり伝わらず現在でも20日が鏡開きを行うのが通例になっています
「切る」「割る」「食べ残す」のタブーは守って美味しく頂く
次に鏡開きの意味について知った上で実践していく上でNG行動となる無礼・タブーについて学んでいきましょう
一般的にNG行動とされているのは次の通りです
- 鏡餅を刃物で切る行為
- 鏡餅を料理する際にお餅を「割る」と表現すること
- 鏡開きで食べるお餅を食べ残して捨てる行為
始めは鏡餅を料理や食べやすいサイズに分ける際の作法になりますが
お餅に刃物を入れるのはNG行為とされています
先に述べた通り鏡餅には新年の神様が宿っているため刃を入れる行為は無礼にあたると言われています
実際に分ける際には手でちぎったり木槌でたたくのが適切であるとされています
また、木槌を使えば良いというわけではなく「たたき割る」など「割る」という表現に関しても忌み言葉として挙げられるので避けるようにしましょう
最後は食べ残す・捨てるという行為についてですが、こちらも神様の宿る鏡餅になりますのでそいういった行為がNGであるという点は容易に想像がつきますね
お正月で少しでも縁起良く一年をスタートさせたい!という人はこういったことを知ったきっかけに実践してみるのも一つの楽しみとして良いかもしれませんね
どうせなら美味しく食べたい!アレンジもち料理を紹介
それではここからは私も大好きなお餅のアレンジレシピを写真付きで紹介していきたいと思います
今回紹介するラインナップは次の通りです
いずれも作り方は非常に簡単で明日からでもすぐにできるものを厳選しています
ぜひ参考にしてみてくださいね
【定番】きな粉・餡子もち
最初はやはり定番となる「きな粉・餡子(あんこ)」もちです
紹介するまでもないかもしれないですがおもちの食べ方としては外せませんね(笑)
私の好きな食べ方としては
方法がベストだと思っていますが最近のマイブームとしては
『手作り発酵餡子』と一緒に食べるのがお気に入りです

【おやつにピッタリ】もちピザ

次に紹介したいのが『もちピザ』です
ピザだと具材におもちを使うものもありますがもちピザの場合にはパン生地の代わりにもちを使用しています
写真は私が作ったもちピザであり使用する材料は2人分で次の通りです
ピザ生地をお餅に変えることで作る手順も非常に簡単で
- フライパンに細かく手でちぎったお餅を並べる
- 少しお餅同士がくっついてきたらピザソース,お好みの具材,チーズの順に並べる
- 具材に火が通ってもち生地の裏面がこんがり焼けたら完成
完成したピザは手でも簡単にちぎれて食べやすく食感がカリカリとモチモチで食べ応えもありとっても美味しいのでリピートしたくなること間違いなしです
【子供も大好き】ベーコンとチーズ入りもち巾着

続いてはお子さんもハマること間違いなしの『もち巾着』のアレンジ例になります
2個分の材料は次の通りです
- 作り方は油揚げの中にお餅とベーコンとチーズを入れます
- 鍋の中に水と調味料を入れて温めた後にもち巾着を入れる
- 15分程度じっくり煮てお餅が柔らかくなったら完成
冷めても美味しいですし、これをおでんなど他の鍋料理に入れても美味しくいただくことができます
【お酒におつまみに】ピリ辛油淋鶏揚げもち

続いてはお酒を飲むのが好きな人にぜひおすすめしたい『ピリ辛油淋鶏揚げもち』です
ベースとなっているのは唐揚げの油淋鶏ですがこのネギだれを揚げ焼きしたおもちにかけて食べる料理になります
用意する材料は次の通りです
作り方の手順はおもちの揚げ焼きとネギだれを作ればオッケーです
- 油を引いたフライパンで表面がきつね色になるまでこんがり焼く
- 水菜を並べたお皿の上に焼いたもちを並べる
- 調味料(A)を混ぜたネギだれを上からかけて完成
焼いて柔らかくなったお餅で水菜と一緒に食べればあっさりだけどパンチの聞いたネギだれがクセになりお酒がつい進んでしまう逸品です
【ヘルシーで簡単】もち入り野菜たっぷりスンドゥブ

最後は冬に嬉しいヘルシーで簡単な『もち入り野菜たっぷりのズンドゥブ』です
スンドゥブの素は市販のもので全く問題ありません
通常スンドゥブは豆腐が主役の料理になりますが
私はそこにお好みで野菜(白菜やにんじんなど)やきのこ・豆腐・豚肉などの具材を追加して煮込んでお手軽鍋にします
こちらにお餅を入れることでトッポギのようにピリ辛だけどモチモチ食感がたまらない冬にもってこいの鍋料理にすることができます
まとめ
今回はお正月にまつわる「鏡開き」に関する内容について記事を作成しました
鏡開きのポイントとしては次の通りです
新年でお迎えした神様のご利益を受けるために鏡餅を食べる行事
1年の家族の無病息災を願うために行う
「切る」「割る」「食べ残し」は鏡開きではタブーな行為
そしてせっかくお餅を食べるならいつもの決まった食べ方だけでは面白くありませんので私が実践してとても美味しかったお餅レシピについても紹介しました
鏡開きではなくても年末年始で大量に余ったお餅を美味しく食べたいという人にもぜひおすすめできる記事ですので参考にしてみてください