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【家計支出×保険料】意外と医療費は安く済む?抑えておくべき『高額療養費制度』を学んで医療保険を見直してみよう

シマ
シマ
こんにちはシマフィンです
みなさんは医療保険に加入されていますか?

そしてその保険は明確な根拠を持って契約に至りましたか?

シマ
シマ
偉そうに言っていますが、私は深く考えずに契約していました
恥ずかしながら私は周りに流されて保険に加入していた過去もありますが、現在は自分の資産形成の目標設定と真剣に向き合って見直しを実施しました

今回はそんな医療保険をテーマに医療費負担で知っておくべき『高額療養費制度』を取り上げています

まずはこの制度があるということを理解した上で各人の医療保険の必要性の判断や資産形成の戦略に役立てて頂ければと思います

本記事のターゲット

  1. 『高額療養費制度』という言葉が初耳だという人
  2. 相談しにくい医療保険の加入の必要性について悩んでいるという人
  3. 医療保険の契約を深く考えずに決めてしまったという人

本記事を読んで頂くメリットは次の通りです

  1. 高額な医療費の支払いが必要になった時に使える制度を学べる
  2. 上限額以上の医療費の返金手続きの方法について学べる
  3. 使える制度を理解することで医療保険を見直すキッカケが得られる

私も国の制度を理解してから資産形成と保険料支払額のバランスについては深く考えるようになるキッカケになったので実例と合わせて知って貰えればと思いますのでぜひご覧ください

公的医療保険で重要な『高額療養費制度』って何?

まずは今回の記事のメインテーマとなる『高額療養費制度』に関して解説していきます

ちなみに私が本制度を知ったキッカケとなったのは

金融知識の向上を目的としたFP技能士(ファイナンシャルプランナー)3級試験の勉強です

読者
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FPってなに?
という人はリンク先の記事に詳細を紹介していますのでぜひご覧ください

【金融知識×勉強】ゼロから始めるお金の勉強に適した国家資格(FP)について紹介しますお金の勉強を始めたいけど、何から始めれば良いか分からず悩んでいる人に向けておすすめしたい資格FP技能士についてその概要からおすすめの理由を紹介しています。金融知識を高めて手堅く資産形成をすすめていきましょう。...

【結論】医療費負担を軽減する国の制度のことです

それでは『高額療養費制度』の中身について解説していきます

高額療養費制度とは社会保険の中の「公的医療保険」に属した制度になります

日本では「国民皆保険」として全ての国民が公的医療保険に加入しています

これによって病院などで治療を受けた際には医療費の3割負担が原則となっています

シマ
シマ
小学生未満や70歳以上の高齢者は例外的に2or1割負担です
但し重大な病気で入院・手術が必要になった場合には3割負担だとしても高額な医療費が必要になるケースもあります

そこで国がこの多額の医療費が原因となり家計が成り立たないという状況を回避するため制定した制度こそが「高額療養費制度」になっています

ひと月あたりの医療費上限額は10万円以下?

続いては実際の「高額療養費制度」で決まっている医療費の支払上限額についてです

ざっくりしたイメージから言うと平均的な年収400万円のサラリーマンが急な病気で入院・手術が必要になり医療費がひと月で100万円になった場合を想定します

この時自己負担率は3割のため普通医療費負担のイメージでは30万円の支払が必要になるところ、高額療養費制度を使うと約87,000円程度でOKということになります

シマ
シマ
まずはこのイメージを持っておくことが重要ですよ

実際に厚生労働省保健局のHPより詳細な情報は確認可能です

先ほどのモデルケースの年収に合わないという人は以下の表から読み取ってみて下さいね

適用区分ひと月の上限額(世帯ごと)
年収1,160万円〜
(月収約83万円以上)
252,600円+(医療費-842,000)×1%
年収770〜1,160万円
(月収約53〜79万円)
167,400円+(医療費-558,000)×1%
年収370〜770万円
(月収約28〜50万円)
80,100円+(医療費-267,000)×1%
年収〜370万円
(月収約26万円以下)
57,600円
住民税非課税者
(年収100万円以下)
35,400円
69歳以下の人のひと月あたりの医療費上限額

まずはこの表のイメージを持った上で足りない部分を保険でカバーすることを前提としましょう

  • 何かあった時に必要な資金をイメージする(医療費, 休業時の生活費)
  • それでも足りない部分について民間の医療保険などで備える

医療費上限額の超過分の返金方法は?

次に高額療養費制度の上限額超過時の返金方法についてです

医療費が安くなるということだけ知っている人の中には医療費の支払の際に

読者
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高額療養費制度を使いたいです
窓口で伝えればOKかと誤解している人もいるかもしれないですね

実際には窓口での口頭で伝えるだけで本制度の使用はできません

そのためここでは高額療養費制度利用の流れについて解説していきます

  1. 窓口では請求された医療費を支払う(上限額以上でも一旦支払う)
  2. 公的保険の保険者(健康保険組合,協会けんぽ等)に申請書を提出する
  3. 申請手続き後3〜4ヶ月後に払戻を受ける

注意点としては一旦は窓口にて請求額の支払が必要であるという点です

シマ
シマ
後から返金されるとはいえ高額な医療費の立替が必要ですね

この対策としては『限度額適用認定証』の事前申請が有効です

こちらの交付を事前に受けておくと自身の医療費の支払上限額を医療機関へ証明することが可能なため上限額以上の立替支払いも不要になります

また通常だと3〜4ヶ月後に返金されるまでのタイムラグの問題も解消されます

食事代・差額ベッド代など保険適用外の範囲は支払必要です

今後はマイナンバーカードとの連携でさらに利用しやすい

また先ほど「上限額適用認定証」の申請を行うことで高額な医療費の立替支払いが不要にできる点について解説していきましたが、最近ではさらにマイナンバーカードと社会保険の連携を行うことでさらに手続きが簡単になったことが発表されています

内容としてはマイナンバーカードを保険証代わりに利用する運用についてですがデジタル庁のHPにて2021年10月20日から運用開始した内容が公表されています

公表されているマイナンバーカードを健康保険証代わりに利用するメリットは次の通りです

  • 初診の医療機関でも過去の薬剤情報の共有化が可能
  • 上限額適用認定証が無くても高額療養費制度の上限額以上の支払が免除
  • 顔写真の確認でスムーズに医療保険の資格が確認できる
  • 転職や引っ越し後もマイナンバーカードを保険証代わりに利用できる

今回の一番取り上げたいところは2番目の上限額適用認定証なしで高額療養費制度が利用可能だという点ですね
シマ
シマ
手続きの流れを理解しておくとマイナンバーカードのメリットについても分かるかと思います

マイナンバーカードとの連携においても公式HPのリンクを貼り付けておきます

シマ
シマ
マイナンバーカードさえあれば「マイナポータル」のアプリから読み取るだけで簡単に登録できました

民間の医療保険が必要だと考えている人って?

まで「高額療養費制度」について概要から利用方法について紹介してきましたが続いてはこの制度を理解した上で民間の医療保険加入が必要だと考えている人について考えました

親や知人・保険業者からオススメされたから

まずは他人からの紹介やおすすめで加入したというケースです

意外とパターンとしては多いような印象です

シマ
シマ
正直私も最初は他人に強くおすすめされて加入していました
私の場合には会社と繋がりの深い保険業者から「他の社員もみんな加入しているから」というお決まりの文句から適当に加入した結果になりましたが、ろくに中身も理解せずに加入する一番悪いケースですね

保険に加入していないと不安だという人

次は保険に入っておかないと不安だという人のケースです

このパターンにおいては民間の医療保険の中身は理解した上で加入しているようには思われますが実際に入院・手術が必要になった時にいくら医療費が必要なのかイメージが分からないことが根本原因である印象です

シマ
シマ
いきなり入院・手術が必要になったらと考える気持ちはわかります
しかし、高額療養費制度のことを知っていれば実際には多額の医療費請求があっても入院期間から備えておくべき金額を計算できますので現状把握から始めてみましょう

現金預金が少なく高額療養費制度の負担でも厳しい人

最後は高額療養費制度を理解した上で民間医療保険に加入している人のケースです

このケースでは収入と貯蓄に不安を持つパターンで高額療養費制度の上限額の支払いでも数家計が厳しいという人が該当します

このパターンは何かあった時の備えを保険のみで頼っているケースのため

シマ
シマ
収入アップあるいは貯蓄を優先して行うことでこの不安は解消されます

最適解は考え方次第だが制度を知らないのが一番のリスク

最後は私も現在努力している資産形成の観点から考えた民間医療保険との付き合い方について解説していきます

最適な答えについてはそれぞれの資産形成の目標や現在の状況次第で変わるのであくまで私の考えは参考として自分のケースに置き換えたら?という観点で読んでいただけたらと思います

1年間入院しても生活が破綻しない貯蓄形成を最優先とした

まずは貯金で備えておくべき考え方についてです

前項で保険が必要だと考えている人について考察を記載しましたが多くの人はまず公的な医療保険制度つまり今回の「高額療養費制度」を理解できておらず不安に感じているように考えています

これが原因で何かあった時のために医療保険の加入が必要だという発想に他人からのすすめで行き着くような気がしています

シマ
シマ
この観点から1番のリスクは制度自体を理解していない点だと考えています
これをベースにして私が判断した結論としては

怪我や病気でまずは1年間入院しても生活が破綻しない貯蓄をつくることを最優先としました

まずはこれをベースとすることでそれ以上の資産がつくることができれば民間の医療保険への加入も不要ではないかという考えに至りました

シマ
シマ
反対に入院した際の医療費を支払うのが厳しい資産状況のみ保険を活用するのはアリかと考えています

貯蓄があれば民間保険は不要と判断し解約に至る

目標の最低限必要な生活費が確保できたらそのタイミングで私は民間医療保険の解約を実施しました

シマ
シマ
実際には高額療養費制度を理解したタイミングで解約しました
まずは生活の保障を自分の貯金で用意できれば月々1万円程度の保険料支払いが不要になり、その分資産形成の速度をさらに上げることが可能です

資産形成を行なっていく上で不要と判断した支出は少しでも削っていくべきですね

シマ
シマ
「見えない不安」から医療保険に加入している人はこれを機に見直しを実践してみてはいかがでしょうか?

夫婦で考え方を統一すると月々2万円程度の支出から解放されるため知っている人と知らない人では資産形成のスピードに大きく差がでることは明確ですね

まとめ

最後に本記事のまとめになります

今回は民間医療保険をテーマに読者の皆さんも加入されている公的医療保険の制度から考えた医療費について解説させていただきました

解説のメインとである『高額療養費制度』に関する要点は次の通りです

  • 多額の医療費が原因で家計が成り立たない状況を回避するための制度
  • 年齢・収入によってひと月あたりの医療費の上限支払い額が決まっている
  • 上限額以上の金額は申請することで返金される

この制度を理解することで自分が準備すべき貯蓄額を補填するための民間医療保険への加入の判断材料にもなりますのでぜひ理解しておくべき制度になります

資産形成の面でも保険料の支払額は固定費支出の大きなポイントになるのでぜひ今回の記事をキッカケに見直す機会にして皆さんの家計が今までよりも豊かになればと思います

今回も記事を読んで頂きありがとうございました