今回はそんな誰もが繰り返し購入する『日用品』の買い物をテーマに支出削減のヒントとなる「やれば絶対に効果が出る方法」について紹介していきます
私が日用品の買い物に注目するキッカケとなったのは2021年から始めた同棲生活です
一人暮らしをしている時よりも高くなってしまった日用品の買い物についてどうすれば年間で支出を抑えられるかという買い物の方針について実際の効果と合わせて解説していきます
- 貯金を増やしたいけど気がつくと出費が多くて悩んでいるという人
- 同棲生活や結婚など家族が増えることで出費が心配だという人
- 普段の日用品の買い物について考えたことがなかったという人
これらのお悩み解決方法について記事を読んでいただくことで得られるメリットは次の通りです
- 深掘りしなかった日用品の買い物について見直すキッカケになる
- 少し行動するだけで効果が絶大の日用品の購入プロセスを学べる
- 生活の満足度を下げずに日用品コストを抑える方法を学べる
生活の満足度を維持して貯蓄や娯楽など自由に使えるお金を確保していきましょう
「現状把握」と「買い物方針」で日用品支出削減は可能
まずは記事の結論から最初に解説していきます
ほとんどの人は年間に出費の大きい家賃(住居費)やスマホ(通信費)などはメディアでも取り上げられている機会もあるので見直すキッカケも多いかと思います
一方で生活必需品でもある「日用品」に関しては月に数百円〜数千円のものがほとんどであり案外その出費は仕方ないと割り切っている方が大多数ではないでしょうか
しかしながら、日用品は項目数が多く管理も大変なため
気にしていない人からすると『隠れた大きな出費』になっている可能性があるのです
これが家庭ごとに例えば
20項目あれば毎月500円購入するものだとしても年間だと12万円にまで達します
ちなみにこれは月の日用品出費を10,000円(平均単価500円)としていますがもっと単価の高いものもあれば購入項目を多いパターンもありますので
ぜひ自分のケースに置き換えて何にどれくらいお金をかけているのかを分析してみてください
しかし、これらの出費は次に示す『日用品お買い物方針』を取り入れることで大幅に改善可能です
- 繰り返し購入する日用品リストを作成する
- 買い物方法を設定する
- キャッシュレス決済(クレカ・電子マネー)を使える環境をつくる
もちろんそれぞれの具体的な進め方は順に解説していきますのでご安心ください
節約の基本は「現状把握」の整理から
先にも述べた通り行動した効果の実感を得るためには『現状把握』重要になります
『日用品お買い物方針』でも示した通り現状把握というのは「日用品リスト」を作成するためにも重要になりますのでぜひ実践してみてください
購入品をリストアップしていく実例は私も後に示していますので確認しながら自分に合ったものを補足頂ければ問題ありません
まずはこちらを行って自分が「何にお金を使っているのか?(What)」を明確化しましょう
ちなみに年間支出額の算出方法については以下で算出可能ですね
意外と家の中で目に入るものをさっとカウントしてもらうだけでも衝撃的な金額になるかと思います
「買い物方法の設定」が支出削減のカギになる
次に重要なのが買い物方法の設定です
日用品リストの作成段階では「何にお金を使っているのか?(What)」を明確にしてきましたが
次の買い物方法の設定の段階では「どこで?(Where)」「どのように?(How)」を明確にしていきます
具体的には次の通りです
「できるだけ楽に」「安く購入できる方法」について実例を交えて紹介していきます
続けられるコツは「無理なくだいたいでOK」の意識が大事
ここまで日用品の購入に関するテクニック的な要素をお伝えしていますが
「明日からでも実践できる」という側面を理解いただくことが非常に重要です
というのもさらに安いスーパーを探して1円でも安い購入方法はおすすめしません
本質的には最重要なポイントは日常の買い物を簡素化した上で有意義な時間を確保できることです
遠くのスーパーに朝イチから移動しないといけないというのは私の考える本質とはズレてきますのであくまで「簡単にかつ効果的で続けられる方法」という点を重視してみてくださいね
日用品リストで【何を買う?(What)】を明確化
まず始めは『日用品リスト』の作成です
ここでは年間を通じて繰り返し購入する日用品について自分が通常何を買っているのかを明確化にしましょう
スマホでも手帳でもメモ程度にリストアップすることで全体像を把握することができます
初めて作成するという人は私の実例をジャンルごとに記載していますのでご参考ください
リストアップしていくジャンルは次の通りです
キッチン編
最初は日用品としても項目数の多い『キッチン編』です
例として私のリストを例に紹介していきますのでさらに必要なものがあるという人は追加してみてくださいね
- 食器用洗剤
- 食器洗い用スポンジ
- ゴミ袋
- キッチンペーパー
- ラップ
- クッキングシート
- アルミホイル
- ジップロック
- 調理用ビニール手袋
お風呂編
次に『お風呂編』です
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- 浴槽用洗剤
シャンプーやリンスなど価格幅も広い項目もありこだわりのある人だとお金をかけている項目です
後の購入編にて私が愛用しているコスパ最強のシャンプー・リンスも紹介しています
トイレ・掃除・洗濯編
次に『トイレ・掃除・洗濯編』です
個別の項目が少なかったので一括りにしているだけですので項目が多い方は分割してもらっても全然大丈夫です
- 床拭きシート
- トイレ芳香剤
- トイレ用洗剤
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- 洗濯用洗剤
- 柔軟剤
家族が多い世帯だと洗濯、掃除の頻度は多くなりますので
年間支出に対するインパクトも大きい項目ですね
メンテナンス用品編
最後は『メンテナンス用品編』と題して歯磨きやコンタクト、化粧水など毎日使用するジャンルです
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 口臭ケア用品
- コンタクトレンズ
- コンタクトレンズ洗浄液
- 化粧水
- 洗顔フォーム
コンタクトを普段から着用している人や化粧水・口臭ケア用品など普段から気にしている方などはこちらの項目で出費が増えてきます
冒頭では20項目でのケースを例示しましたが、今回私のケースで挙げた場合でも「27項目」が挙げられました
買い物方法【どこで買う?(Where)】を設定
最初に何を買っているのかという項目についてリストアップをしましたが、次のステップではこれらを買う場所に注目します
リストアップした項目についてそれぞれ買う場所を固定することで
というメリットがあります普段からついつい無駄な買い物をしてしまう人はぜひ日用品ごとに買う場所を固定することを意識してみるとこれだけで大きな価値ありです
さらに今回は買う場所を決める際の参考用に私が選定している日用品を購入している場所について理由も含めて解説していきます
ポイントとしては次の3点です
- 「楽天ふるさと納税」をフル活用する
- 「楽天ポイント」還元を意識したネットショッピングを取り入れる
- 「楽天ポイント」支払いができるお店を積極的に活用する
私の場合はいわゆる「楽天ポイント経済圏」とよばれる日常の支払いで楽天サービスを活用する方法を採用しています
今回は初心者の人にも分かりやすくお買い物の方針について
購入項目が限られていて効果の大きなところから攻めていく方法を解説していきます
【ふるさと納税】を活用して1年分の日用品を確保
まず最初は『楽天ふるさと納税』の活用です
ふるさと納税は普段の給料から税金として引かれる「住民税」についてその納付先を好きな自治体に指定して買い物するだけでお得な返礼品をもらえるという制度です

実施するのは普通のネットショッピングと同じ買い物の方法で注意すべきなのは
『納付限度額』の確認です
これを超過すると実費で自治体に寄付しているだけになるのでぜひ事前に確認してから購入してみてください
大量の返礼品が送られてくるので買い物で大きな荷物を運ぶ手間もなくなる点もメリットです
結婚・同棲されている方だと納付できる額もさらに倍になるためより大きな効果も得られますのでぜひ日用品の購入を候補に入れてみてください
【100円ショップ】で満足できるものは格安で購入
次は100円ショップの活用です
もちろん日用品で支出を減らすには安いものに越したことはありませんので使えるものがある場合には取り入れることも重要です
さらに最近では「DAISO」や「Can★Do」などの100円ショップでは電子マネーが使えるようにもなってきています
繰り返し購入するもので硬貨を取り出す手間がなくなる点やただ買うものにポイント付与が受けられる点についてはキャッシュレス決済の流れに乗らない手はなさそうです
ちなみにふるさと納税は支払額の30%相当の返礼品の受け取りが可能です
例えば独身世帯で年収400万円だとおよそ4万円が寄付金上限額の目安になります
したがってこの30%である12,000円相当は元々支払うべき税金から入手できるという仕組みということです
【ドラッグストア】でポイント支払いができる店舗で購入
3番目は「ドラッグストア」の活用です
そんな方に向けては『ポイント還元は意識できていますか?』という質問に対してはいかがでしょうか
今回は購入方針として全体でみて支出を削減できることを意識しています
前項の「ふるさと納税」を活用するメリットとしてはこのポイント還元の側面も非常に重要になります
特にふるさと納税で「楽天市場」を活用したという人は限度額の40,000円に対してネットでの購入のタイミングを図って活用できれば10%程度のポイント還元は簡単に受けることが可能です
これとドラッグストアの併用する際には「楽天ポイントが使えるお店」で日用品を購入することで実質手出しの支出がゼロで購入できるということです
全国的に楽天ポイントが使えるドラッグストアとしては
ココカラファイン・マツモトキヨシ・ツルハドラッグあたりです
私も引っ越す際にはぜひこれらのドラッグストアが近接しているエリアを選びたいと思いました
【楽天市場】の購入タイミングのみ意識して残りを購入
最後はネットショッピングの活用です
都会生活を送られている方の中には車を所有していない人も多いかと思います
そんな人にドラッグストアで定期的かつまとめて購入するのはハードルは高いですよね
そんな人は最低限のポイント支払いをドラッグストアで行うとして
基本的にはネットでまとめ買いをすることで荷物運搬の手間削減・高いポイント還元率の恩恵を受けることができます
もちろんネットでの買い物は日用品のみではありませんのでこれらを普段から活用していくことで月に数千ポイントの獲得は比較的容易です
ちなみにですがドラッグストアより高品質かつ安価で入手できる商品もあります
例えばシャンプー・リンスに関しては私が愛用しているのは「ミレアムシャンプー」と呼ばれる商品です
シャンプーだと月1,000円程度の出費を想定しておりましたが、こちらはシャンプーとリンスがそれぞれ3,600mL入った詰め替え商品で安く手に入ります
商品自体もノンシリコンシャンプーで泡立ちや洗い終わりの髪触りも非常に気に入っています
ポイント還元を除いても年間で5000円以上もお得の商品です
その他にも使用頻度が多いもので持ち運びが大変なものはネットショッピングに眠っている可能性は十分に考えられますのでネットショッピングのお買い物リストをせひ作ってみましょう
最後は【どうやって買う?(How)】購入方法を決定
さてここまでの話で「何を」「どこで」購入するのかを検討してきました
ここからはそれらの商品の購入方法について解説してきます
ここでの購入方法は非常にシンプルで2パターン挙げます
基本的にはデメリットが挙げられないキャッシュレス決済の活用になります
なかなかハードルが高いという人には「楽天カード」だけでも発行できれば今回の購入方法は対応できますので最低限これだけ!という行動として取り入れて頂ければと思います
クレジットカードの発行(楽天カード)
始めのキャッシュレス決済の方法としてはクレジットカードです
社会人になりたての人やキャッシュレス決済が苦手だという人もおられるかもしれないですが「資産形成」「貯蓄」の面でもぜひポイント還元のメリットを受けられる権利として1枚所持することにぜひチャレンジしてみて下さい
今回日用品の購入場所の案として楽天市場・楽天ふるさと納税・楽天ポイントを活用したドラッグストアでの購入の3点を紹介していますが、これらのメリットをフルに活かす意味でも連携することは非常に重要です
楽天カードに関してはプレミアム会員と通常会員の2種類がありますが
「年間無料」でかつ加入時の大量ポイントが入手が可能な「通常会員」で問題ありません

プレミアム会員はポイント還元率がより高いメリットはありますが、年会費が必要になる点から楽天市場での購入金額が大きな人に対しては価値はありますので詳細はリンク先で確認ください

電子マネーの設定
次の近年主流になりつつある電子マネー決済についてです
こちらもクレジットカードと同様に現金の使用が基本的に不要になる点から支払いの手間カットが可能な上に現金では受けられないポイント還元をクレカと同様に受けられます
こちらも楽天からのサービスを挙げると
楽天ポイント支払いは使えるドラッグストアでは『楽天Pay』を強く推奨します
設定ができればポイント支払いでの日用品購入が可能でかつ支払ったポイントに対してもポイント還元を受けることが可能です
また『楽天Pay』は他の電子マネーと比べても利用できる店舗数が圧倒的に多いというのもメリットのひとつです
ほとんどの店舗で使用は可能ですが100円ショップなどでは使えないケースもあるのでこの場合に備えるなら他の電子マネー(PayPay等)を活用するのも検討の余地ありです
まとめ
さて今回は日用品購入における支出削減の方法についてポイントを解説しました
今回提案している方法をまとめると次の通りです
何を買う? | どうやって? | メリット | |
ふるさと納税 |
まとめ買いが可能な日用品(ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤など) |
クレジットカード決済 |
返礼品として受け取り可能 ポイント還元メリット大(ポイント支払いに回せる) |
100円ショップ | キッチン用品(ビニール手袋・生ゴミネットなど) | 電子マネー(PayPay) | 単価が最も安い |
ドラッグストア |
日用品全般(店舗で購入可能なもの) |
楽天ポイント支払い(楽天Pay) | ポイント支払いにより出費削減可能 |
楽天市場(ネット) |
まとめ買いできないもの(荷物運搬の手間が大きい) |
クレジットカード決済 |
ポイント還元メリット大(ポイント支払いに回せる) 荷物持ち運びの手間削減が可能 |
まずは何を買うのかという「日用品リスト」を作成するとともに現状の購入している年間支出を把握することから始めます
そこからそれぞれをどこで?どのように?購入するのかを上の表を参考にしてもらえると思います
単価の安い日用品についても習慣化することで確実にお得にできる方法ですのでぜひ出費に困っている方は参考にしてみてくださいね
今回も記事を読んで頂きありがとうございました