まだキャンプには行ったことがないよという人は過去にキャンプの始め方に関する記事を作成しておりますのでチェックしてみて下さいね

キャンプについては私も知人から初キャンプに関する感想は何人か聞いていますが、
本ブログの読者さんからも
キャンプ最高ですね
さて今回はそんな初めて、あるいは数回キャンプに行ってみてこれから道具を揃えていきたいという人がこれからキャンプ道具を買う際にぜひ注意してもらいたい
『キャンプ道具選びのポイント』について紹介していきます
少しのキャンプ経験はあるけどまだ道具を本格的に揃えていないような人にとっては
そういった方に向けて本記事のターゲットとしては
- 本格的にキャンプを始めたいが道具選びに悩んでいる人
- キャンプ道具を選ぶ際のポイントについて分かりやすく知りたい人
記事を読んでいただくことで得られるメリットとしては
- 失敗しがちなキャンプ道具選びの「あるある」を知ることができる
- ベテランキャンパーも重視する道具選びのポイントを理解できる
- 次回から無駄な買い物をせずに快適キャンプを楽しむことができる
もちろん初めてキャンプを始めようとしている人にとっても失敗からの学びは大きいですのでぜひ参考にして下さいね
失敗しがちなポイントを理解して適切な道具選びをしよう

始めに「なぜ初心者キャンプ道具選びに失敗してしまうのか」という点について解説していきます
道具選びで重要なことをベテランに学ぶ
ベテランキャンパーと呼ばれる年に数十泊を何年間も趣味としてキャンプを楽しんでいる私の知り合いの人からもらった意見を参考にしておりますが
そもそもベテランキャンパーは道具選びに失敗しません!
少し語弊があるかもしれませんので補足します
ベテランの域まで達すると道具選びには失敗しないという方が納得頂けるのではないでしょうか
この理由については非常に簡単です
初心者が道具で失敗する最大の要因は『情報不足』
それでは反対に『環境』『過ごし方』を知らない初心者が道具選びに失敗してしまう理由は
『キャンプ場に関する情報が不足している』という点です
これが要因となり、あまり道具について学ぶことなく
- キャンプ場の環境について情報不足のまま道具を買い揃える
- 初心者だからといって安さで道具を選んでしまう
しかし、この失敗は仕方のないことです
というのも「分からない」「知らない」からこその初心者なのですから
ここで重要なのは
実際の失敗事例を理解した上で抑えるべきポイントを抑えておくことなのです
失敗パターンは限られているので理解しておけば台無しになってしまうことは防げます
初心者が失敗しがちな「キャンプ道具選びのあるある」
ここからは初心者キャンパーの方々にもぜひ知っておいて欲しい本当に初期のキャンプでありがちな失敗例について紹介します
キャンプ好きの知り合いと話していても本当に共感される内容です
また非常にテンション下がってしまう事例になりますのでぜひご覧ください
始めに一覧でご紹介します
- ランタンを買わずに宿泊して何も見えなくなってしまった…
- 焚き火をしているとで火の粉が飛んできて服が焦げて台無しに…
- ネットで安く買えた寝袋を使うと極寒の夜を過ごして寝不足に…
- コンパクトなイスで過ごして次の日から腰痛に…
- プラスチックのペグでテントを設営したが風で飛ばされた…
ご覧いただいていかがだったでしょうか?
さすがにどうしようもなく困っている人を見かけて助けた経験も何度かあります(笑)
というのもみんな通った道だからこそ初心者さんには優しいキャンパーさんが多いのも私がキャンプ好きな要因です
それではそれぞれのキャンプの失敗事例とそこから得られる学びについて解説していきます
ランタンを買わずに宿泊して何も見えなくなってしまった

まずはランタンを買わずにキャンプに挑戦してしまうという事例です
道具選びの失敗というよりはそもそも買っていないという内容にはなりますが適切なランタンを選んでいないというケースも同様の事例に当てはまりますので採用しました
日帰りで夕方までのキャンプを楽しんでいるキャンパーさんの中には
実際には真っ暗な中で片付けをされているのがとても大変そうでかつ小さな器具の忘れ物にもつながってしまいますのでランタン無しのでキャンプ挑戦は本当にオススメできません
山の中のキャンプ場だと明かりもないケースも珍しくありませんので自分で準備しなくてはならないという意識を持つことが重要になります
焚き火をしているとで火の粉が飛んできて服が焦げて台無しに…

続きましては焚き火での失敗事例になります
みんなで夜食事を取った後には焚き火をしながらビール片手に喋る時間です
私も大好きな時間ですが、火力をあげた焚き火を楽しんでいる時に火の粉が服に飛んで焦げてしまうケースです
せっかくワイワイ楽しんでいたにも関わらずお気に入りフリースなどに穴が空いてしまうと途端に空気が悪くなる
これも本当にあるあるですが、得られる学びとしては
ということです
ヤケドばかり注意しがちですが、服装や道具への燃え移りも非常に危険ですので細心の注意を払って焚き火を楽しみましょう
ネットで安く買えた寝袋を使うと極寒の夜を過ごして寝不足に…

ここからは主には初心者が価格を決め手として道具を選んだ際によく見受けられる失敗事例について紹介します
特に影響が大きいのは「寝袋」です
秋頃から初冬にかけては虫も少なく比較的に快適に過ごせるため私が好きなキャンプシーズンですが夜は相当冷え込みます
こんな時のあるあるが夜が寒すぎて寝れないという問題です
あまりキャンプの経験がないと
しかし、夏が過ぎると昼と夜の寒暖差はとても大きく
寝袋の保温性が不足しているために結果として極寒キャンプを過ごしてしまう可能性があります
こちらもキャンプ場の環境を知らなかったために甘く見込んでしまった結果となります
コンパクトなイスで過ごして次の日から腰痛に…

続いても安さを決め手としたケースです
キャンプ場では基本的にはイスに座って過ごすのが一般的です
これは私の実体験にも基づいている事例になりますが最初のキャンプはとりあえずテントを設営してからのんびりと過ごしたかったのであまり考えずにイスを購入して使用していました
ここで初期に私が使用していたイスは背もたれが非常に小さい登山用のコンパクトな仕様のイスでしたが
長時間座っていると段々と腰に負担がかかるのを感じていたのです
これらの学びとしては以下の通りです
プラスチックのペグでテントを設営したが風で飛ばされた…

最後は設営したテントが吹き飛ばされてしまうという事例です
見たことのない人にとってはウソみたいな話に聞こえるかもしれないですが実際にはあるあるなのでぜひ知っておいてもらいたい内容です
通常キャンプ用のテントはほとんどが角に杭(ペグ)を打って固定させる様式で設営します
このペグの形状がポイントになりますが、地面への刺し方が甘い場合には抜けてしまいテントが崩れてしまう事例もしばしばあります
もっとひどいケースでは固定したと思っていたペグが夜中に大風が吹いた勢いでペグが一気に抜けてしまいテントごと吹き飛ばされてしまうような大変危険なケースも充分にありえます
もちろん安いことは魅力的ですが、テントはキャンプ場では家代わりになる重要な道具ですので
当日の天候と地面の状態はしっかりと把握して強度を保っておく必要があることは知っておくべき内容です
道具選びのポイントについて解説
ここまでキャンプで初心者が失敗しがりな事例について紹介しました
数回キャンプにいったことがある方であれば思い当たる節もあるかもしれないですね
ここからはそんな失敗事例をもとにして道具選びの際のポイントとそれを抑えたオススメの道具について紹介していきます
ランタンは吊るすタイプ+卓上タイプで快適に過ごす!
ランタンに関してはまずは明るさを確保することが最重要になります
初めてのランタン選びとしては安全性も高く扱いも簡単な「LEDランタン」をオススメします
最低限あると便利なのはサイト全体を明るく照らせる吊るすタイプのランタンですが、食事の際など手元を照らすための自立式の卓上タイプのランタンがあれば快適さは確保可能です
暗闇の中で過ごしたキャンプと違って快適さは天と地ほどの差はありますのでぜひ最初の一品として検討してみて下さいね
私も使用歴のあるLEDランタンのオススメは以下にリンクがありますのでチェックしてみて下さいね
中でもオススメは『GOAL ZERO』です
ポケットに入るサイズで思わず入れていたことを忘れるくらいコンパクトで軽量志向のキャンパーさんにも愛されている商品です
もちろん小さいだけでなく明るさも小ささから想像ができないくらいパワーが強く1つあればサイトをしっかり明るく照らしてくれます
またLEDランタンを買う際のポイントとしてお伝えしたいのが使用時間です
のようなことが起こってしまうと本当に危険ですし一気にテンションが下がってしまうので充分注意しておいてください
バッテリー式のランタンであればモバイルバッテリーで対応も可能ですが、そもそも一晩中使用できる充電量があればより安心感は強いです
今回紹介した商品は一晩くらいであればまったく心配はいりませんのでご安心ください
焚き火は難燃性の衣類で楽しもう!
焚き火時の火の粉による服の燃え移り防止に関しては
「難燃性素材」を活用することです
最近では各アウトドアメーカーからも難燃性素材を活用したジャケットも販売されていますが
普通にカッコいいジャケットも多数ありますのでアウトドア用のジャケットとしての用途としても充分使用できます
地味に焚き火を楽しむだけでなく、オシャレにガツガツ焚き火を楽しみたいという人にとってもピッタリですね
また女性の方にとってはスカートでも焚き火が楽しめるように難燃性のブランケットもありますので下のリンクからチェックしてみて下さい
少し価格は上がりますが、オススメはNANGAの焚き火ダウンです(↓)
私も冬用ダウンの兼用として購入した一品ですが同じく難燃性素材を使用しているため火にも強いので安心して焚き火長時間楽しむことが可能です
その他にも最近の注目はワークマンの焚き火ジャケットです
価格帯からしても他の商品から一線を画していて初心者が最初に買う一品としては十分に手を出しやすいためオススメします
寝袋を選ぶポイントは「使用可能温度」ではなく「快適温度」
次に寝袋を選ぶ際のポイントですが
「余裕を持った保温性能の仕様を選ぶ」という点になります
寝袋の仕様の見方として「使用可能温度」と「快適温度」という記載があります
大小関係については快適温度>使用可能温度になりますがありがちな失敗は使用可能温度をベースとして安い寝袋購入してしまうところになります
快適な睡眠を得るためには快適温度の記載をベースとして使用する季節の温度に合わせた寝袋選びをしましょう
数10回、数100回とキャンプに行くのであれば高品質の寝袋は全く損にはなりません
長期的な視点も持って長く使うものは価値が高いので私は購入を決意しました
一番長く過ごすのはイス!座り心地最優先が快適さへの近道
次にキャンプ用のイスについてです
しばしば登山用のイスで過ごす人もいるかと思いますが、ここでは私の主観も踏まえてイス選びで重視点について解説します
私が選ぶ際に重視する点はズバリ長時間座っても疲れないという点です
概ね紹介しているイスについては10,000円前後の商品にはなっていいますが、背もたれのサイズも充分な通称ハイバックチェアを私は愛用しています
また、このあたりの価格帯になれば座り心地の問題は全くといって良い程気にもなりませんのであとは他のキャンプ道具とのデザイン性でマッチするものや、テーブルの高さによって選んで頂ければ全く問題ありません
最終的には実際に座ってみてから購入することを強くオススメします
テントのペグは鋳造あるいはステンレス製をメインにしよう!
最後はペグに関してです
失敗事例でも述べている通りペグを選ぶ際のポイントはズバリ本体強度と差し込み長さです
材質的に高強度でかつ深く差し込むことができるものであれば台風レベルの大風が吹いた場合にも耐えれるような強度で設営も可能ですのでここのポイントを抑えてもらえればと思います
材質については価格と性能のバランスの良いものとしては鋳造あるいはステンレス製ものになります
メーカー差による製造方法の違いはありますが、プラスチックやアルミ製のペグと比べれば圧倒的に強度を向上させることが可能です
差し込み長さについては大風を想定するのであれば20cm以上あれば基本的には心配いらないレベルにまで可能です
そこまで大きな価格差はありませんので最悪の事態を備えて予備品を保有しておくのも視野に入れておくと尚良しということです
まとめ
さて今回は初心者がミスしがちなキャンプ道具選びについて紹介しました
もしかしたら既に道具選びを行なっている人にとっては思い当たるところもあったかもしれないですね
そうでない人もキャンプを始めた人たちがしがちなミスを抑えて道具選びで苦戦しないようにしてもらえればと思います
特に寝袋やイスなど比較的キャンプ場で過ごす上で重要な道具になりますので
価格を絶対に決めてにせず、しっかりと性能や快適さを実感してもらって満足のいく買い物にしてもらいたいところです
趣味を始める際にはできるだけ無駄な買い物をしないというのも賢いやり方だと考えていますのでぜひ本記事を参考にしてもらえると嬉しく思います