みなさんは『塩麹』と聞くとどんな印象でしょうか?
今回はそんなフワッとしたイメージの『塩麹』についてまずはそのとっても嬉しい効果について解説した上で実際に私が手作りした塩麹でつくる『漬けておくだけでOK』の簡単レシピについて紹介します
- 「塩麹」について聞いたことはあるけどあまり詳しくはないという人
- 麹を使った「お手軽な健康調味料」について興味があるという人
記事を読んで頂くことによるメリットは次の通りです
- 「家族の健康が気になる」人が麹菌の嬉しい効果を学べる
- 米麹からつくる「健康調味料」について実例つきで学べる
- 調味料の手作りを学ぶことで「手作り習慣」が身に付く
- 手作りした塩麹でつくる「リピートしたい」簡単レシピを学べる
手作り習慣が身に付くことで「節約」「生活力」「健康」と様々なメリットがあるのでぜひ参考にして見てください
https://www.shimafinblog.com/dousei_tedukurishuukan_shoukai/
麹菌の「とっても嬉しい効果」と「手作り塩麹」
まず塩麹について紹介する前に
その後にその麹菌を含んだ塩麹の作り方について紹介します
まず麹菌の嬉しい効果は次の通りです
- 食事の旨味がアップ・お肉を柔らかくする(タンパク質を分解)
- 腸内環境の改善
- 代謝アップで美肌効果抜群
- 酵素のチカラで消化をサポート・疲労回復効果
麹菌の効果として代表的なものを挙げておりますが
今回紹介する手作り調味料である「塩麹」は普段の調理でも使用する塩の代用して活用できるので毎日麹菌を取り入れることも簡単にできるのです
メリットだらけの米麹はみんなの悩み解決になる?
さて、前項で米麹の嬉しい効果について紹介してきましたがこれらの効果で解決できる点は多岐にわたっています
- ダイエット
- 肌荒れ
- 便秘
- 疲労
- 病気(生活習慣病)
全世代で何かしら体の悩みがあるという人に対してはもちろん病気になりたくないという健康意識の高い人にとっても取り入れたいと思える食生活の習慣です
運動習慣も重要ですが、中々天気が悪い時には動きたくないとか気分的な要因もあるかと思いますが食生活のちょっとした改善であれば比較的取り組むハードルも下がります
記事を読んだことをきっかけとして始めてみる人が増えると嬉しいです
「毎日1回混ぜるだけ」で簡単に手作り可能
それでは実際に米麹を使った今回紹介したい「塩麹の作り方」について解説していきます
準備するものとしてはスーパーなど市販でも購入可能な「米麹」と自宅にある「塩」と「水」のみで大丈夫です
市販のものであれば300g程度の米麹があるのでこちらを1袋使用します

米麹を購入した袋にも分量は記載していますが「塩麹」を作る際には
- 米麹:300g
- 食塩:100g
- 水 :370mL
を用意します
始めにアルコール除菌をおこなった保存容器に米麹と塩を入れて均一になるようにかき混ぜます

かき混ぜが完了したら次に水を加えます

始めは写真のように米粒がはっきり残っています
ここから1週間程度常温で放置で完成になりますが
この1週間の間に1日1回しっかり空気に触れさせるようにかき混ぜます

1週間すると米麹の粒が指でも潰れるくらいに柔らかくなりますのでそれを合図として完成になります
完成後は冷蔵庫で保存可能で数ヶ月間は保存可能です
添加物不使用で手作り可能なヘルシー調味料として毎日の塩の代用として使ってみてください
ちなみに「ふるさと納税」を活用すると新潟産コシヒカリを使用した米麹の購入も可能ですので興味のある人はリンク先をチェックして下さい
塩麹以外にも簡単に発酵調味料は簡単に作れる!?
また「塩麹」を普段使用する塩の代わりとして紹介していますが他にも麹を取り入れた調味料の手作り例はたくさんあります
同じく手作り発酵調味料について作り方を非常に丁寧に紹介されている「yoppi」さんの記事も載せていますのでぜひ参考にしてみください
https://yoppiblog.net/hakkouchomiryou/
記事の中では塩麹の他に
醤油麹 :醤油の代用
玉ねぎ麹:コンソメの代用
米麹甘酒:砂糖の代用
について取り上げられてます
麹菌の嬉しい効果と細かな手順が非常に見やすくて「やってみたい!」と思うこと間違いなしです
私も実際にそれぞれ作った経験はありますがその使いやすさと数ヶ月の保存期間から発酵調味料を常備するようになりました
また、そうは言っても
という人は発酵調味料を使ってみた料理について紹介されている「サトー政吉」さんの記事を載せていますのでぜひ参考にしてみてください
https://satomasakichi.com/entry/2021/12/29/070000
実際にご自身で作られた「醤油麹」を使って作るレシピ記事になっており
- 醤油麹を使った卵かけご飯
- 醤油麹ドレッシング
- 醤油麹サムギョプサル
を紹介されています
出来栄えも綺麗で夜中に見ると食欲もそそられる内容になっています
自宅で簡単「手作り塩麹」を使った漬けるだけレシピ
それでは次に実際に「塩麹」を使った簡単レシピについて紹介していきます
紹介するレシピ例は次の通りです
どれもレシピといってもやることはとっても簡単で実際に作ってみた写真付きでの紹介になりますのでぜひチャレンジしてみてくださいね
ご飯のお供にもお酒のアテにも◎「塩麹だけでつくる漬物」
最初は塩麹をつかった「漬物」です
通常の漬物を手作りする場合には酢・塩・砂糖などを入れる必要があります
さらにお好みで鷹の爪やゆずの皮などを入れるパターンもありますが
今回紹介するのはカットした野菜に塩麹を入れて揉み込んで放置でOKです
例として蕪(カブ)の塩麹漬物の調理方法を紹介します
準備するものは次の通りです
- カブ:1個(葉っぱも含む)
- 塩麹:大さじ1〜2

最初にジップロックなどの保存袋に一口サイズにカットしたカブを入れていきます
写真はカブ一個分の保存袋に入れた状態を示しています
こちらに手作り塩麹を大さじ1〜2を入れて全体を馴染ませるように揉み込んでいきます

あとは冷蔵庫に入れて2日程度放置しておけばカブの水分が抜けて柔らかくなります
食べる前に水分を絞ってあげれば完成です
砂糖は一切使っていないにも関わらず、米麹自体の甘味を感じられる優しい味わいの漬物としてご飯のお供としてもお酒のアテとしてもおすすめの逸品です
非常に作るのも簡単だったので他の野菜でも試しました
塩味の強い印象の漬物ですが、野菜と塩麹だけで完成できますので調味料の使用もなく野菜自体の味わいを活かした料理の筆頭になります

旨味アップがハンパない!「キノコの塩麹炒め」
続いては一品欲しい時のおかずとしても我が家で大活躍の「キノコの塩麹炒め」です
最近個人的な興味として免疫力アップの食材としてのがキノコだったので取り上げていますが実際に作ってみたところキノコ本来の旨味がびっくりするくらい増したので紹介します
今回紹介するレシピとして用意する材料(約4人前)は次の通りです
- えのき茸:2袋
- エリンギ:中4本
- 塩麹 :小さじ2
- 大葉 :3枚(好きな人はもっと入れてもOK)
- ゴマ油 :大さじ1
- 白ごま :お好み
それでは手順を紹介します
まずは少し大きめの容器にえのき茸と細切りにしたエリンギを入れます

次に細かく刻んだ大葉と塩麹を入れて全体に馴染ませるように和えて15分程度放置しておきます

充分に材料に塩麹が混ざったらフライパンにごま油を敷いて炒めます

しっかりと火が通れば、お皿に盛って最後に白ゴマを振りかければ完成です
塩麹のチカラで旨味がアップしたキノコが最高に美味しい一品はリピートしたくなること間違いありません!

子供人気間違いなし!「塩麹唐揚げ」
次は特にお子さんのおられるご家庭に特におすすめしたい「塩麹唐揚げ」です
本格派の味付けをやろうとすると醤油・酒・ニンニク・生姜を漬け込んでから揚げる必要があります
こちらもヘルシーに塩麹だけの味付けで簡単に調理可能なレシピを紹介します
準備する材料の目安(2人前)としては
鳥もも肉:300g(むね肉でもOK)
塩麹 :大さじ2
片栗粉 :大さじ3(衣用)
サラダ油:揚げ焼き用
今回は私が普段している下味冷凍をベースとして紹介しますが
ジップロップにカットした鶏肉と塩麹を入れて揉み込みます

冷凍している場合には解凍した後でジップロックの中に片栗粉を入れて全体にまぶしていきます
あとは熱したフライパンにサラダ油を薄くひいて中火でじっくり火を通していきます

いつもの唐揚げと比べると比較的塩味でさっぱりした風味になっています
お肉はとっても柔らかく仕上がりますので作り置きのおかずとしても重宝しています
ひと手間加えるだけでコクと深みがアップ!「塩麹カレー」
次に紹介したいので「塩麹カレー」です
実際には通常つくるカレーの材料に塩麹を漬けてから調理するという方法なためレシピはありません
最初に炒める野菜(にんじん・じゃがいも・玉ねぎ)に対して塩麹を加え混ぜます

牛スジも同様に塩麹を加えて15分程度放置してから炒めます

牛スジと野菜(にんじん・じゃがいも・玉ねぎ)を炒めて色が変わったら赤ワインとニンニクを入れてさらに煮込んでいきます
赤ワインのアルコールが充分に飛んだら、ホウレン草のペースト・すり下ろした玉ねぎを入れて全体が浸る程度まで水を入れてからさらに煮込みます

あとはカレールーを加えてお好みでスパイスを追加して味を整えれば完成です

いつもはスパイスたっぷりのカレーが好きでよく作りますが
塩麹を入れることで牛スジも柔らかくホロホロに仕上がりコクもアップした美味しい仕上がりになりました
塩麹の酵素のチカラには疲労回復効果もあるので疲れた身体には非常に嬉しい逸品でした
お肉を柔らかさを実感するにはピッタリ!「豚バラ肉の塩麹漬け」
最後に紹介するのは「豚バラ肉の塩麹漬け」です
以前に塩漬けした豚肉を作ったことはありましたが
その比較として今回は塩麹で調理してみた結果非常にお肉が柔らかく仕上がって美味しかったので紹介したいと思います
準備する材料(3人分)は次の通りです
豚バラ肉:450g(赤身と脂身が半々程度がおすすめ)
塩麹 :大さじ2
こちらも漬物の手順とほぼ同様ですが
まずは豚バラのブロック肉を準備します

次にこのブロック肉と塩麹をジップロックのような保存袋の中に入れておきます
まとめて作る際にはカットしてから入れても大丈夫です

あとは冷蔵庫で3,4日放置すれば下準備は完成です
少し塩辛いのが苦手という人は3日目がおすすめです

どうしても表面の塩麹が残った状態だと塩分が強いので落とした後
薄切りにしてフライパンで炒めれば豚バラ肉の塩麹漬けの完成です

個人的には少し塩辛い4日目に水菜やレタスのようなサラダと一緒に巻いて食べるサムギョプサル風がおすすめです
まとめ
今回は「手作り塩麹」について身体にとっても嬉しい効果からその作り方について紹介しました
原料となる「麹菌」の嬉しい効果については以下の通りです
- 食事の旨味がアップ・お肉を柔らかくする(タンパク質を分解)
- 腸内環境の改善
- 代謝アップで美肌効果抜群
- 酵素のチカラで消化をサポート・疲労回復効果
これらの効果から悩みが解決する範囲は非常に多岐にわたっており
運動習慣などと比較すると「麹の活用」は非常にハードルが低いので始めやすく・続けやすい健康習慣になります
さらに「漬けるだけで簡単」のおすすめレシピ例についても紹介いたしました
- 塩麹の漬物
- キノコの塩麹炒め
- 塩麹唐揚げ
- 塩麹カレー
- 豚バラ肉の塩麹漬け
いずれも準備することから調理は非常に簡単で塩麹を始めて食べるという人にもおすすめのレシピになります
読者のみなさんの健康習慣を始めるための一助になれば大変嬉しく思います
今回も記事を読んでいただきありがとうございました